今朝、家の鍵が見当たらなかった。
そういえば、一昨日ムスメたちと買い物に出かけた帰りに次女に鍵を開けてもらったあと、返された記憶がない。
……どうしよう。
頭が混乱しつつ、自分のバッグや財布の中はもちろん、ムスメたちの机の上や荷物置き場、家を契約した際にもらったバッグの中。考えられるところはすべて確認したがやっぱり、ない。
結局、休んだ。
なんだかもういろいろ情けなくてどうしようもなかったが、読まずに溜まってしまっていた新聞5日分が片付いたら気分がスッキリした。
そして、夏休み返上でがんばった自分へのご褒美だと思うことにしよう、とヘンなところでポジティブが出た。
久しぶりに1人の時間を過ごしているうちにムスメたちが帰ってきた。
いるはずのないわたしに出迎えられて驚いていたが
「ママの鍵、どこにあるか知らない?」
と聞いても
次女「そういえば返した覚えがないな。玄関にない?ごめんだけど、お友だちと遊ぶんだ」
長女「もう行かないと」
と言って、あっという間に出かけてしまった。
平日の明るい時間帯にムスメたちと過ごす時間をたのしみにしていたのにという気持ちと鍵が見つからないことを完全に他人事扱いされたことで、また落ち込む。
見送りついでに改めて玄関を確認したら、なんと。
あった。
長女が学校で作ってきたカエルの形をしたカードの下に。
あっけなかった。
朝、徹底的に確認したつもりだったのに。
なぜかそのカードだけスルーしていた。
このカエルの表情が呑気なだけに、なんだかまたいろいろ情けなくてどうしようもなかったが、とにかく見つかってホッとした。
カエルからの不思議なご褒美のおかげで体を休めることができたし、明日からまた気を引き締めてがんばろうと思う。