当たり前のことを当たり前にできたことに感謝した日。(5月15日(土)

[5月15日(土) はれ 36.4℃ 47.5㎏ ]

「起きて。運動会だよ」

と次女に声をかけたらすぐに布団から出たので、起こしておいてなんだけどとても驚いた。学校がある日はとことん寝起きが悪いからだ。そして起きてすぐ体操服に着替えていた。いつもは食後に着替えるのに、こりゃずいぶんとはりきっている証拠だ。これで味噌汁だのなんだのこぼされたらめんどくさいことになるけれど、2年ぶりに味わうこの独特な雰囲気を充分にたのしませてあげようと思った。

 

玄関先で次女を見送った長女が

「お祭りの日の空気!」

とはしゃいでいた。それはよくわからないけれど、

そうだ!運動会の日ってこんな感じだった!!

とは思った。昨日ほどではないものの、晴れて梅雨すっとばして夏くるんかなというような暑さ。

 

次女が行ってしまうとめちゃくちゃヒマを持て余している自分がいた。

長女が幼稚園年中だった頃からかれこれ5年間、わたしにとっての運動会は“役員として園や学校のお手伝いをする日”だった。前日は薄暗くなるまで会場作り。当日は午前3時とか4時に起きてお昼の弁当を詰める。自分の用意をする。6時半には役員として活動を始める。保護者受付、駐輪場整備、場内外巡回、来賓対応などなど。終了後は片付け。そして帰宅。すっかり泥。その日の主人公たちはすっかり一息ついていて

「おつかれさま」

と逆に労ってもらう始末。

だから今日のように次女の保護者として純粋にたのしむだけでよく、なにも心配することがないというのは初めてなのだ。しかも午前中で終わるので弁当は作らなくていいときたもんだ。とりあえず自分の用意ができればそれでよし。そして低、中、高と2学年ずつ3部制なので10時半に出発すればよし。運動会の朝は大変!とすっかりインプットされているわたしの脳はきっと拍子抜けしたに違いない。

 

玉入れ、徒競走、表現運動。1時間あまりの運動会だったがどれも生き生きと一生懸命に練習の成果を披露する次女にとても感動した。特に表現運動では2学年合同なので

この状況下では例年のように練習できなかっただろうに、よくぞここまで立派に仕上げてきたもんだ……

と涙してしまった。まさか今回泣くとは思ってもみなかったので、休日モードをしっかり満喫しようとマスカラを塗ってきたことを後悔した瞬間だった。

 

そして閉会式での児童代表の言葉を聞いてまた後悔することになる。

「昨年は運動会が中止になってしまいました。当たり前のことだと思っていたことが決して当たり前ではないのだと気付かされました。今回実施できたことを改めて感謝しましょう」

さすが代表。なんて立派なんだ……。

と感心する一方で、心のなかで思いっきり

「それな!!!」

と幼稚に同意し、涙した。

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